副鼻腔炎
しつこい咳・鼻水の多くが
鼻副鼻腔炎です
どんな病気?
副鼻腔炎というと特殊な病気のようですが、子どもで鼻が出ていればほとんど副鼻腔炎です。
こどもは鼻腔と副鼻腔の連絡通路が太いので鼻腔に炎症があればすぐに副鼻腔に波及します。
なかなか治らない鼻水と咳が主な症状になります。
治療について
お子さんが小さいうちは自分で十分に鼻をかむことができません。
そのままにしておくと、就寝時にのどに鼻水が流れてむせてしまい睡眠の妨げになります。
お子さんやお世話をするお母さんの身体を休めるためにも鼻水を吸うことは効果的です。
こんな時は治療を急ぎます
大人や年齢が大人に近い子どもでは鼻腔と副鼻腔の連絡通路が狭くなり、そこに感染があると粘膜が腫れて閉鎖しやすくなります。
その結果、副鼻腔の内圧が上がって「頬や眉間の痛み」「頬が腫れる」「頭痛」「歯痛」などをおこします。
こういうときは我慢しないで早めに受診してください。
副鼻腔の炎症を抑え、内圧を下げるために上顎洞洗浄、漢方薬、抗生物質をいろいろと組み合わせて治療します。上顎洞洗浄はおもに成人と高学年のお子さんに行いますが安全でとても有効な治療法です。
症状で思い当たる方はご相談ください。
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